文茶助’26.10月号

豊作!】

苗作りは失敗するわ、水害には遭うわ、猪には入られまくるわの今年の米作りでしたが、結果としては少し転びつつ豊作。そして美味しい!

これを書いているのはまだ稲刈り半ばですが、2年続きの豊作で余剰がかなり出ることになりそうです。ご注文頂ければ幸いです。お歳暮やお中元のご利用、美味しいお米を探している知人のご紹介なども待ちしております。TOP画面左下のメール、電話、FAXなどでご連絡ください。

※韓国の釜山に語学留学している次女より

【日本人が怖い?】       市井雪野

平日12時50分に授業が終わり、友人と赤い学食を食べ、日当たりが良くてクーラーが効き過ぎていない5階の図書館でひと段落したり、帰りたくなるまで勉強をする。夕陽を見ながら帰る時もあるし、太陽が一番てっぺんにいる時に帰る時だってある。これが私の韓国留学のルーティン。

留学を初めて1ヶ月ほど経ったある放課後、何かの会話の流れで友人の先生が「教えるのが怖いのはロシア人と日本人」と言ったのを聞いた。

ロシア人の理由はなんとなく予想できたのだ。お国柄、会話が潤滑になるために無理に笑うことをしないというか、周りを近づけさせない空気をまとっている子が多いなと私自身も感じていたから。

だからこそ、そこに日本人が並ぶとは思ってもみなかった。必要以上に空気を読み、課題や試験に真面目に取り組み、ほとんどの奨学金をかっさらっていく日本人が? 

なんでも「求める基準が高すぎる」らしい。まぁ確かに日本製品の質の高さはよく聞く話ではあるが。普通に授業を受けているだけでそこまで怖いか?と、首を傾げ、その日はなんとなく過ぎていった。

そして試験期間、最後の復習の授業で、先生が作った丸バツの練習問題の答えが間違っていることが発覚。こちらが質問をして発覚してしまったが故に、おいおい、それは大問題だろうと心の中で思いつつ、他の問題の答えは全部合っているか、つい聞いてしまった。

なるほど、これか。

無意識にしっかりと自分も日本人ムーブをかましていたことに笑ってしまった。もちろん試験対策のために聞いてよかったとは思うのだが、日本人の真面目さが故に、人間誰しもある間違いを許してもらえない先生達の気持ちを想像すると胸が痛んだ。

もちろんどこの国の子だから、というわけではなく、真面目な子もいれば、優しくて親切な子もいるし、遊びに一生懸命な子だっている。

しかしどうしたって、偏見というものは誰にでも少しはあってしまうものなのでは無いか。それがいい偏見であれ、悪い偏見であれ。

内気で自分の意見をアピールしない、「本音と建前」文化の日本人への偏見が、自分を通して他国の子達にとっての「例外」となってくれればいいな、と思う。自身も内向型の自覚があるが、そこは意識し留学中だけでも無理やり変えるものとする。

ちなみにロシア人の子は、それでも気にせず懲りずに話しかけてみたところ、笑顔を向けてくれるようになったため、慣れれば人懐っこい説が浮上した。

(続く…と良いなと思っている父母)

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