文茶助’26.11月号

【豊作もどき】

 先月、稲刈り半ばで「豊作!」と喜んでいましたが、後半は今一つの収量でした。原因の予想はつきます。田植え機が3回故障して田植えが遅れ、苗が伸びすぎの状況になりました。伸びすぎるときちんと植えられないので、4回も頭を刈られてしまった苗(「文茶助」7月号参照)。さすがにダメージがあったのでしょう。

 それでも、いつも通り皆さんにお送りできる量は穫れました!遠慮なくご注文下さい。

【稲刈りあれこれ】       

①何かと立て込み、同時進行になってくると「忘れる」ということが起こるものでありますが、とんだ手間が生じるものもございます。

 乾燥機の中のモミを排出し忘れて、刈ったばかりの湿ったモミを入れてしまうという失態。モミを運んでくれている連れが、モミを乾燥機に入れた後に「あれ?」と思い、混ぜることになるスイッチを押さなかったのは大ファインプレー。

 入りましたよ、乾燥機の中。初体験。真上からの写真、ヘッドライトを装着し手桶で上側の湿った籾を袋に詰めております。暑い。下側の乾燥したモミは白っぽく、境ははっきりと判りました。 こういうときは本当に一人でなくて良かったと思う。結構重いモミ袋を自分が下から押し上げて、上から連れに引き上げてもらう。なかなかの量でした。

 こんな経験値はもう上げたくないな~。

②8月9月はひどい雨も多く、田んぼはヌカりがちでした。コンバインが動けなくなってアルミブリッジを使ってようやく脱出したり、周れなくていちいちバックしてから一方通行で刈るという田んぼも数枚ありました。刈り取り部に泥が詰まると刈らないで倒して踏んでいくだけになるので、泥取りや手刈りをするために何百回コンバインを乗り降りしたことか。重くなる下半身。 右の写真は、稲を踏むことによって何とか脱出した図。猪に畦を壊され、排水口もふさがれてしまっていたのを気付けなかった。これをフェイスブックとインスタにあげたら、閲覧数なんと11.5万!コメントわんさか。トラブル的な写真はどうやら人目を引くようです。

 猪の被害は年々広がっています。稲を踏み荒らされたり、ミミズを探して畦をボコボコにしたり(草刈りがしにくい)。写真みたいなのが、もうあちらこちらに。ダメな稲は手刈りしたものの、畦を全て直す気力体力はなし。一部、畦塗り機で直せる所は直しましたが。

③Iターンの百姓仲間が稲刈り中に腹痛で急きょ入院。残り7枚の稲刈りを請け負いました。自分の田んぼを急いで刈り、モミすりは後回しで晴れているうちに彼の田んぼの稲刈りを。超年季の入った2条刈りコンバインで(ぬかるみには強い)、あちこち壊れながら何とか2日で刈り上げ。 彼の奥さんだけでなく関東からの友人も手伝いに来てくれるのは彼の人徳。普段からの在り様は大事ですね。そして改めて思う「身体資本」。気を付けなきゃ。(彼は胆管掃除をして退院、復帰しました。良かった!1人1人の価値、重し。)

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