【籾混入について】
2025年度産のお米、たまに籾(モミ)が混入していることがあることをお詫びいたします。
これは乾燥が足りないと籾摺りの際に籾殻がむけにくくなることからきます。近年、夏からの高温が酷く、籾殻が厚くなるそうで、乾燥機内の水分計の数値にズレが生じやすくなるそうです。ですので、乾燥中の玄米を乾燥機から取り出し籾殻をむき、独立した専門の水分計で、計るということを何度も繰り返しながら丁度いいところで乾燥機を止めます。
16%以上ですと籾が残り易く、カビ易くなります。が、水分が多いほどみずみずしく美味しく感じられます。乾燥させるほどに保存性は良くなり、籾の混入も減ります。が、乾くほどに味は落ち、13%台になるとかなりはっきり感じられます。自分は15%の前半を狙っています。機械乾燥は上手くいったとしても、乾燥機から移した2階の籾マスの中で、水分が戻る(16%を超えるようになる)ことがあります。原因は青米が多めの時と雨による湿度上昇です。逆に暑い日が続くと籾マスの中で乾燥が進み過ぎることもあります。秋の天気は変わり易く、コントロールは難しいです。青米がなくなるまで刈るのを待つと刈り遅れで味が落ちるので、晴れているときにはとにかく刈らねばなりません。
こういった要素を鑑みながら、籾の乾燥を行うのですが、完璧にこなすまでに至っていません。例えば「水分値15.7%で、もう0.3%くらい乾かした方が良いかもしれない。けれど、今乾燥機を空けないと稲刈りが出来ない(コンバインの中の籾を移せない)。夕方前からしばらく雨が続く予報だから、それまでに稲刈りを進めたい。故に乾燥を止め、籾を籾マスへ上げる。その後すぐに籾摺りをできなくて籾マスの中で水分値が上がってしまい、籾がむけにくくなってしまった…」みたいな状況があるわけです。ちょっと分かりにくいかと思いますが。毎日が天気と乾燥具合を見ながらの「判断」の連続となります。

※乾燥機表示の水分と、独立水分計の数値が違うのが悩ましい。
籾は精米後でも残ってしまい、最後は目視で見つけたものは取り除いていますが、取り切れないのが実情です。特に玄米からの選別はしにくくなります。言い訳がましいことを述べております。籾の混入は確かにマイナス要素なのですが「その分、水分が多く美味しいお米なのだろう」とちょっとでも思い出していただけると、不快感も少しは和らぐかもしれません。
…なんて、生産者の都合のいい弁解ですね。
その後、稲の生育は順調です!溝切り、追肥、水路泥上げ、草刈りの7月。8月は草刈り等。6月から山仕事も再開しています。


おまけ
華ととまと



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