文茶助’26.6月号

【長靴持ち】

 長靴をたくさん持っている。コレクターではなく、全部使っている。誰も求めてはいないが解説していこう。向かって1番左から。短長(たんなが)と呼ばれる奇妙な名前の長靴で最もカジュアル(?)。日常的に履く。畦草が伸びてくると朝露でズボンが濡れる。玄関用と家の裏側用と2足。左から2番目は農業用のしっかり長靴。泥の中でも脱げてしまわないようにピッタリ目で動きやすいけれど暑い。田んぼ作業で中に水が入ってしまうとなかなか乾かないので2足必要。3番目は冬用。暖かく靴インナーを履けるように大きめ。雪が中に入ってしまうことがあり、いつも完全に乾いた状態を維持したいのでやはり2足。左から4番目はスパイク付き。ひとつは犬の散歩と山菜採り用で重め、もうひとつは山仕事用で軽めで動きやすい。右から2番目のオレンジ色のは薪作りの際のチェーンソー用。広めに鉄で覆われている安全靴。一度チェーンソーで怪我してから使っている。一番右はスパイクゴム足袋。機能性抜群で急斜面での草刈り等に重宝する。普通の長靴より蒸れなくて良いが痛みが早く、値上がりが続いているのが難点。

10足もあったとは。普通の家の靴置き場では置けませんね。そもそもこんなに要りませんね。あまり安い長靴は1週間で穴が開いたりする。良い長靴は天然ゴムの入っている割合が高いそうで、確かに持ちが違う。

 長靴はシャネルじゃなくてミツウマだね。 知らないよね。

山でカモシカと出会い、尻尾を振りながら一所懸命吠えるとまと。カモシカ動じず

【慢心】

 苗を作って20数回、痛い失敗をしてしまった。稲の種蒔き(スジ蒔き)で水が足りずに芽が出ないという、あまりにも初歩的なミス。コンベアー式の機械上で苗箱に水を入れ過ぎるとこぼれる方が多くてビチョビチョになるし、種籾が浮いて均一にならない。吸水性が悪い土でもあった。で、水を絞り過ぎてしまった。「これくらいで大丈夫だろう」と。これまで水不足で失敗したことがなかったのが油断。植えた日が夏日で、より乾燥は進んだかもしれない。ハウスの隙間風もいけなかった。

 3日経っても部分的にしか芽が出ず、4日目にシートをはいで再度水やりをする。出てくれることを願いながら待つ。その後6日経って写真の有り様。ダメだった時の苗の購入先を確保する。

 その後何とか成長したが、500枚強のうち、1割は使えず、根の張りが悪いため必要な枚数が4割増し。これを書いているのは半分植え終えた時点で、これまで100枚購入。1枚1000数百円。後半でもかなり足りなくなりそうである。

 とんだ慢心。皆さんの主食を担っている以上、恥ずかしい話では済まないものがあります。予約をいただいているお客様の分を確保できるよう、これから最善を尽くすしかありません。 植えられた苗は今のところ大丈夫だと思われますが、あとは天気回り次第。収穫までなるべく穏やかな天気でありますように。

※その後、田植え機の故障×2の後なんとか田植え終了しました。
 その様子は次号で。

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