文茶助’26.7月号

田植えの話】

 芽出しを失敗したものの、およそ芽も出て育ち、植えられた苗。ですが、箱内の根の張りは悪いままでした。そうなると何故だかたくさんの苗を必要とします。苗箱500枚程の予定でしたが、足りずに150枚を購入(ちなみに1枚1100円)。それでも買えて本当に良かった。余分に大量に作ってくれている苗業者さんに感謝。

 植え始めて4枚目。田んぼの真ん中で急に苗を植えなくなる。植え付け部を動かす主軸の破損。長期入院決定。これが定めの中古機械。農繁期に田植え機のレンタルは期待できず。こんなこともあろうかと、捨てようか迷いつつ取ってあった以前の5条田植え機。4年の眠りにツルが絡まり機械内にネズミが巣を作っている。あちこち錆びて、もげた所を針金で無理やり縛りつけていたりもする。バッテリーを繋げ、祈りを込めてスイッチをかける。苦しそうながらも何とか始動!

胸を撫でおろしながら、植え進めているとエンジン近くで異音。田んぼの真ん中で止まってしまうのだけは避けたい。「止まるなよ~」と願いながら丘へ。覗き込むとメインのⅤベルトが切れかけている。予兆があって良かった。急いで農機具屋さんに連絡をすると、遠い現場にいるらしい。ホームセンターに売っているかと問うと、そういうのは弱いから農協で専用のを買った方がいいと、本人には何の儲けにもならないアドバイスをくれる。そういうのが信頼を育むんですよねぇ。急いで下界へ降りる。購入、取り付け、復活!

翌日、次の田んぼの最後の一周の途中、「あれ?」植わっていない。あらま~。丘へ。中心部で破損箇所あり。農機具屋さんに写真を送ると部品の交換で済みそうだとすぐに発注してくれる。長期入院ならどうなっていたことやら。機械が錆びていて部品交換には随分と難儀したようですが、最短日数で復活させてくれる。本当にありがたい。日本の農業は優秀な農機具屋さんにも支えられているのです。

トラブルが多かったのと、入院中の8条植えに比べて5条植えは植えるのに倍位の時間がかかるので、後半は植え付け適期を逃しました。と言うのも、苗が伸びすぎると機械の構造上、葉先が次の苗の元に埋まってしまうのです(写真参照)。

それを防ぐために葉先を事前に刈ります。伸びが良く4回も刈りました。

さすがにここまで痛めてしまうとダメージもあったようで、またその後の天気周りも悪く、ずっと元気がなく心配した一ヶ月。その後ようやく株分かれも進み、ひと安心しているところです。涼しい6月でした。

前半植えた苗の方は5月の暑さを受けて、がっつりと育っております。

(写真の筒は追肥に使う動力散布機)

来年は苗土を変えて挑もう。保温にも気を付けて。田植え機新調はもう少し辛抱かな。6条植え新品320万円なり。トラクターも乾燥機もあやしいけれど保留。

7月は草刈りと溝切りと追肥と水管理。これまた大事な時期です。トラブルなし希望。

筋肉少女、先住猫にご飯を食べられてしょんぼり。

おまけ

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