文茶助7月号

 
【真の農繁期】
 田植え、植え直し、ハウス・機械片付けなどを終え、山仕事を再開しました。田んぼ作業は水管理と草刈り。これを書き終わった頃には中干しを始めて「溝切り」という作業に入ります。そして排水土側溝の泥上げ。暑さと共に「ここを乗り越えれば!」という時期です。体調を崩さぬよう頑張る予定(気合が入っているフリ)。

500枚以上の苗箱洗い。連れがやってくれます。

機械植え終了6月6日。ご褒美の夕陽。

植えてから1か月後の苗。今のところ順調。水を落として「中干」入ります。

のぞみ菜園も始まりました。 ミニトマト、きゅうり、ピーマン、長ネギ、スナップエンドウ、オクラ、枝豆、パプリカ。

【財務省の言うことには】
 農業に関して有益な情報を発信し続けてくれている元農水省、現東京大学大学院特任教授、鈴木宣弘氏。彼によると財務省が農業予算に対する方針を出したそうです。要約すると
・農業予算はまだ多過ぎる。
・米を餌に回すための支援をやってきたが
勿体無いからやめる。
・備蓄米が多過ぎる。
・食料自給率を高めるためにお金を使うのは
非効率である。輸入すれば良い。
というもの。
 驚きです。米の貴重さがこれだけ再認識されている状況にも関わらず、危険ともいえる農業軽視の方針に呆れます。ちなみに1982年の農林水産関係予算は3.7兆円、2025年予算は2.2兆円。第一次産業の予算は下がり続けている。こうした歪みの現われが今回の米騒動ではないのか。政権は財務省の言いなりか。本来財務省に農業方針決定の権限はないはず。
ちなみに同年の軍事費は2.5兆円から8.4兆円!日本の行く末には不安しかない。
小泉農水大臣の農協への横やりも財務省の画策?農協の金融をアメリカへ売るための準備?かつての郵便局のように。農協を壊したらどれだけの農家が路頭に迷うことか。7月の参院選挙は農業においても大事な選挙になります。

【総理大臣の言うことには】
石破首相の国会での信じ難く恥ずかしい発言。
「掲げました政策が『私は当選をしたのだからこの通りにやる』ということにはなりません。(議場から『え~?』という多くの声)『え~?』と言う方が問題で、私はそう思う。そこで当選をしたら自分が掲げたこと全て我が党でやるということは、私どもはやったことはございません。」…これは詐欺ではないのか。
無所属議員が当選した後に自民党公認にひるがえるのも然り。禁止する法律が必要なのでは。

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